スポンサードリンク
高齢者コミュニケーターのやりがい
高齢者に心配して話しかけたつもりが、逆に相手を怒らせてしまった経験や、話してはいるのだけれど相手の本音が見えてこないといった経験を持つ人は多いと思われます。
高齢者の方は一見元気に見えても、当人にしか理解出来ない身体的な不自由さや、気持ちは若くありながら裏腹に体の衰えを痛感して失意に落ち込む時もあり、時と場合によっては感情の起伏も激しく、話を受け入れてくれないことも見かけられます。
高齢者コミュニケーターは、高齢者の方の心理や不自由さを理解し、適切なコミュニケーション能力を持った人のことを指しますが、いかにそれをケーススタディによって学習していても、全ての場面に於いて上手く解決出来るわけではありません。
高齢者コミュニケーターもまた人間ですから、その人に対して意見の食い違いを持ったり、どうしても相手が間違っていると感じることや、また自分が間違っているような話しをしたりするケースも出てくるでしょう。
どのような場合に於いても、本音を導き出すような会話が出来ることによってコミュニケーションというものは成立し、それをクリアすることにより言いたいことを言える関係が成り立ちます。
高齢者コミュニケーターは、特に関係の緩和のみを考えるのではなく、何を言いたいのか、何をしてもらいたいかを高齢者の方にハッキリと話してもらうことの目標から入って行きます。
介護される方は入浴や排泄という、人には頼みにくいことを依頼しなくてはならない立場にもあり、それを頑なに拒む人にも心を開いてもらわなければなりません。
そこを乗り越えなければ成立しない問題を解決し、また指導するという立場でもある高齢者コミュニケーターは、クリアしなければならない問題も多い仕事ですが、そのやりがいの大きさは数字では表せない成果として、計り知れないものがあると言えるでしょう。
