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高齢者コミュニケーターの歴史
高齢者コミュニケーターの資格が民間に登場したのは、大凡2000年を過ぎてからですので、10年足らずの若い資格です。
高齢者コミュニケーターという資格は、本来資格というものになる性質のものではなく、介護の世界におけるコミュニケーションというものは、人との関係性というところに依存するものですから、資格という括りで判断出来る基準というものがありません。
介護の歴史自体は、長い年月の中で切磋琢磨を繰り返しながら様々な社会問題として発展し、国民の生活に根ざしたテーマという主旨の下、法律に取り込まれながら認知を高めて来ました。
しかし、コミュニケーションというものは老若男女を問わず、全ての生活の中に於いて個人的に関与する問題であり、規範となるようなコミュニケーションの雛形は存在するものではありません。
ただ、高齢者と介護という限られた条件の中では多くのケーススタディが発生し、その介護世界に於けるコミュニケーションの雛形がデータとして傾向に現れ、その対策も様々な分野に於いて分析され、対処法も考えられるようになってきたのが高齢者コミュニケーターという資格のベースになっています。
高齢者の方には当然ながら性格に大きな違いがあり、健忘や痴呆が見られることもあり、対応する側に経験や心構えが無いままに接するとトラブルが発生する場合もあります。
高齢者コミュニケーターの講座では、その長い介護の歴史から培われたコミュニケーションを取る際の基本的な姿勢や、質問による相手への探りの入れ方、話の聞き方や共感の仕方、またそれらにより築き上げる信頼などについても学習を行います。
高齢者コミュニケーターは、高齢者と介護者への関係をよりスムースなものに発展させ、高齢者の方が生き生きと自立しながら社会へ関与して行くための橋渡しをする役割も担い、介護の世界でリーダーとなる人材を育んで行く応用性の高い資格者です。
